実に単純ないた


最近のテレビ報道をみて少し思うところを。

シンクロ といえば大袈裟かもしれませんが最近報道されている事件と最近僕が請けた仕事が根底の部分である意味似ているなと思っていることがあります。それは規模は全然違いますが動機が曖昧で証拠が残らないという犯罪です。もっともあてはまる言葉は 愉快犯 というものかと思っているのですが。

この一週間である特定のマンションのカギ穴がいたずらされカギが使えないということでカギの取り換えが数件ありました。
実に単純ないたずらなのですが証拠が残らないので本当に悪質なものです。このマンション以外にも何件か今までにありましたがこの類のいたずらをする奴って特定の人に対する怨恨がなければおそらく不特定の人が困るのを喜んでいる異常者なのでしょう。

もうマスコミで大々的に報道されているので遠慮なく書けますがPC遠隔操作ウィルスを使って関係のない人が逮捕されたという他人の困っているところを見てある類の精神的欲求を満たしている(「4人が誤認逮捕された瞬間『やった』と思った」と語っていますね)という点でカギ穴にいたずらした奴とこの犯人は根底の部分で抵触していると僕は思っています。

こういう犯罪をする奴らの心理って本当に理解ができません。ですがどうにかして理解しよう(断っておきますが擁護するつもりは全くなくこのようなアホなことをするに至った動機を自分なりに考えよう)と思って今日もヒマな美中年独身カギ屋はディスプレーの前で奮闘しているのでございます。
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